「第二回木暮実千代さんを語る会」のスピーカーを務めたのです。講演のあとで会合を持って、16時半に閉会しました。
14時からの講演は13時半すぎから準備をはじめたのですが、パソコンがつながりにくく調整に手間取って10分おくれのスタート。しかし、持って行った木暮実千代さんの画像や年譜などをプロジェクターで写しながら説明できたことは、よかったのではないか、と思っています。ただ話しを聴くよりもなにか画像を見たりしながらのほうが聴く方も集中しやすいのではないかと思って、前夜急きょ年譜を追加で持参する準備をしたのでした。
年譜を見ながらのお話は、昭和17年のあたりで、講演終了の時間になり、その後のお話はいづれ、ということになりましたけれども、いまなぜ木暮実千代さんなのか、ということについてある程度はお話できたのではなかったかと思います。
梅光女学院で学んだキリスト教の教えが、木暮さんの
ゆたかな思いやりの精神を培ったことはたしかですし、さらに満州からの引き揚げのときの辛い体験が、一層、恵まれない子どもたちへの支援となって生涯の生き方の土台を築いた、とわたしは考えています。
木暮実千代さんの知られざる陰徳の精神を、多くの方に知ってもらいたい!と、あらためて感じています。
明日(もう今日の日付になりましたが)6月13日は、木暮さんの20回目のご命日。
そして、下関駅前の映画館では記念映画上映会が開かれます。
映画『青い山脈』。
前売券の売れ行き好調につき、一回の上映予定が二回制になったと聞きました。
とても楽しみにしています。